■ 基本情報
【品詞】 名詞(女性名詞/男性名詞ともに可。ただし一般的には女性名詞扱い)
【基本形】 asma
【語のしくみ】 ギリシャ語 asthma(喘ぎ) に由来する借用語
【カタカナ読み】 アズマ
【発音(IPA)】 [ˈazma]
【日本語の近い表現】 喘息(ぜんそく)
【英語の近い表現】 asthma
■ 使い方・フレーズ
attacco d’asma(喘息発作)
asma cronica(慢性喘息)
cura per l’asma(喘息の治療)
soffrire di asma(喘息を患っている)
■ 同義語/対義語/関連語
【関連語】 allergia(アレルギー), respirazione(呼吸), inalatore(吸入器)
■ 補足ポイント
【使い方のポイント】
「asma」は見た目は男性形だが、一般的には女性名詞として扱われる例外的な語です(例:l’asma cronica(慢性の喘息))。
医療・健康に関する会話や診察時の表現でよく使用されます。
「attacco d’asma(喘息発作)」のように前置詞を伴って使うことが多いです。
【まちがえやすい単語】
「allergia(アレルギー)」は喘息の原因となることがありますが、同義語ではありません。
両者は関連はあるが、異なる病態です。
【ちょこっと豆知識】
イタリアでは喘息は「malattia respiratoria cronica(慢性呼吸器疾患)」として分類され、天候や季節の変化に敏感に反応する人が多いです。
公共の場では「inalatore(吸入器)」の使用が認められており、持病として理解されることも一般的です。