■ 基本情報
【品詞】 名詞(女性名詞)
【基本形】 aspirina
【語のしくみ】 商品名 Aspirin(商標)に由来する一般名詞化+語尾 -a(女性名詞語尾)
※もともとはバイエル社の商品名
【カタカナ読み】 アスピリーナ
【発音(IPA)】 [aspiˈrina]
【日本語の近い表現】 アスピリン、鎮痛剤
【英語の近い表現】 aspirin
■ 使い方・フレーズ
prendere un’aspirina(アスピリンを飲む)
comprare un’aspirina(アスピリンを買う)
hai un’aspirina?(アスピリン持ってる?)
mezza aspirina(半錠のアスピリン)
■ 同義語/対義語/関連語
【関連語】 analgesico(鎮痛剤), medicina(薬), febbre(熱)
■ 補足ポイント
【使い方のポイント】
「aspirina」は女性名詞で、単数形は un’aspirina。
日常的には「鎮痛薬」や「解熱剤」として使われ、「per il mal di testa(頭痛のために)」や「contro la febbre(熱に対して)」と一緒に用いられます。
処方薬としてだけでなく、市販薬としても広く認知されています。
【まちがえやすい単語】
「antibiotico(抗生物質)」と混同しないように注意が必要です。
「aspirina」は炎症や痛みに効く非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)であり、細菌感染には効果がありません。
【ちょこっと豆知識】
「aspirina」はもともとバイエル社が開発した商標名でしたが、現在では多くの国で一般名詞として定着しています。
イタリアでは薬局で購入できる軽度の痛み止めの代名詞的存在であり、「頭痛=aspirina」という発想が定着しています。