■ 基本情報
【品詞】 動詞句(動詞+定冠詞+名詞)
【基本形】 avere i brividi
【語のしくみ】 動詞 avere(持つ)+定冠詞 i(複数・男性名詞用)+名詞 brividi(身震い、寒気)
※brividi は brivido(身震い)の複数形
【カタカナ読み】 アヴェレ・イ・ブリヴィディ
【発音(IPA)】 [aˈveːre i ˈbriːvidi]
【日本語の近い表現】 寒気がする、ゾクッとする
【英語の近い表現】 to have chills, to shiver
■ 使い方・フレーズ
avere i brividi di febbre(熱による寒気がする)
mi vengono i brividi(ゾクッとする)
ho ancora i brividi(まだ寒気がする)
avere i brividi per la paura(恐怖で身震いする)
■ 同義語/対義語/関連語
【関連語】 brivido(震え、ゾクッとする感覚), febbre(熱), tremare(震える)
■ 補足ポイント
【使い方のポイント】
「avere i brividi」は慣用的表現で、身体的な寒気や恐怖・感動による身震いの両方に使われます。
直訳は「震えを持っている」ですが、日本語では「ゾクッとする」や「寒気がする」と訳すのが自然です。
医療文脈では「febbre(熱)」と一緒に使われ、感情表現では「paura(恐怖)」や「emozione(感動)」に関連します。
【まちがえやすい単語】
「freddo(寒い)」と混同されやすいですが、「freddo」は外気温など外的な要因による寒さを指し、「i brividi」は寒気や震えといった内的な身体反応を表します。
意味や使われ方に違いがあるため、使い分けに注意が必要です。
【ちょこっと豆知識】
イタリア語では、「i brividi」は感情や印象に関する表現でも使われ、「Questo film mi ha dato i brividi.(この映画にはゾクッとした)」のように感動・恐怖・美しさに対する感覚表現として広く用いられます。