■ 基本情報
【品詞】 名詞(男性名詞)
【基本形】 bambino
【語のしくみ】 語幹 bamb-(幼児を表す)+男性名詞語尾 -ino(小ささ・親しみを表す)
※語幹は赤ちゃんの発する声「baba」に由来する説あり
【カタカナ読み】 バンビーノ
【発音(IPA)】 [bamˈbiːno]
【日本語の近い表現】 男の子、少年
【英語の近い表現】 boy, little boy
■ 使い方・フレーズ
un bambino piccolo(小さな男の子)
un bambino sorridente(にこにこした男の子)
bambino felice(幸せそうな男の子)
il bambino gioca nel parco(男の子が公園で遊んでいる)
■ 同義語/対義語/関連語
【対義語】 bambina(女の子)
【関連語】 infanzia(幼少期), figlio(息子), ragazzino(少年、小僧)
■ 補足ポイント
【使い方のポイント】
「bambino」は幼い男の子を指す男性名詞です。
年齢の目安は乳児から小学校低学年程度で、もう少し年齢が上がると「ragazzo(少年)」という語が使われます。
単数形は il bambino、複数形は i bambini(男の子たち、あるいは子どもたち全体を含む)です。
【まちがえやすい単語】
「figlio(息子)」は家族関係を示す語であり、「bambino」とは焦点が異なるため、文脈によって正確に使い分ける必要があります。
【ちょこっと豆知識】
イタリア語では、子ども全般を表すときに男性複数形 bambini が使われ、「asilo per bambini(子どもの保育園)」のように男女を問わず指す表現として機能します。
また、「Bambino Gesù(幼子イエス)」という名前の小児病院がローマにあるなど、宗教的・文化的にも象徴的な語として使われています。