■ 基本情報
【品詞】 名詞(男性名詞)
【基本形】 burro
【語のしくみ】 ラテン語 butyrum(バター)に由来。ギリシャ語 boutyron に語源を持つ
【カタカナ読み】 ブッロ
【発音(IPA)】 [ˈbur.ro]
【日本語の近い表現】 バター
【英語の近い表現】 butter
■ 使い方・フレーズ
pane e burro(パンとバター)
burro salato(有塩バター)
biscotti al burro(バタークッキー)
sciogliere il burro in padella(フライパンでバターを溶かす)
■ 同義語/対義語/関連語
【関連語】 margarina(マーガリン), panna(生クリーム), latte(ミルク)
■ 補足ポイント
【使い方のポイント】
「burro」は男性名詞で、イタリア料理ではパンやお菓子、パスタの調味などに使用されます。
オリーブオイル文化が主流のイタリアでは、バターの使用頻度はやや控えめですが、北部では特に一般的です。
料理中では「sciogliere il burro(バターを溶かす)」という表現がよく使われます。
【まちがえやすい単語】
「margarina(マーガリン)」は植物性の代替製品であり、「burro」とは成分・風味ともに異なります。
また、「panna(クリーム)」は液体状で、乳製品でも用途が大きく異なるため区別が必要です。
【ちょこっと豆知識】
イタリア語の「burro」は固有名詞の由来にも使われ、「burro cacao(リップクリーム、直訳:カカオバター)」など、油脂・保湿成分としての応用語もあります。
食品以外にも応用される語彙である点が特徴です。