■ 基本情報
【品詞】 動詞(他動詞/第3変化)
【基本形】 capire
【語のしくみ】 ラテン語 capĕre(つかむ、捉える)が語源
【カタカナ読み】 カピーレ
【発音(IPA)】 [kaˈpiː.re]
【日本語の近い表現】 理解する、わかる
【英語の近い表現】 understand
■ 使い方・フレーズ
capire una frase(文を理解する)
non capisco bene(よくわかりません)
hai capito?(わかった?)
non riesco a capire(理解できない)
■ 同義語/対義語/関連語
【同義語】 comprendere(理解する)※より形式的または丁寧な表現
【関連語】 spiegare(説明する), sapere(知る), sentire(聞く)
■ 補足ポイント
【使い方のポイント】
「capire」は他動詞で、「何を理解するか」を明示する目的語を必要とします。
日常会話では「Capisco(わかります)」「Non capisco(わかりません)」のような定型表現が頻出です。
規則変化とは異なり、-isc-を挿入する第3変化動詞である点に注意(例:io capisco, tu capisci)。
【まちがえやすい単語】
「sapere(知っている)」は情報の有無を表すのに対し、「capire」は内容や意味を頭で把握することを指します。
ニュアンスの違いに注意が必要です。
【ちょこっと豆知識】
「capire」は、イタリア語学習者が最初に覚えるべき重要な動詞のひとつです。
授業中のやりとりや旅行会話では「Hai capito?(わかった?)」「Capito!(わかった!)」といったやり取りがよく見られます。
また、「capire male(誤解する)」など、意味の取り違いに関する言い回しにも応用できます。