■ 基本情報
【品詞】 形容詞(男性形/女性形)
【基本形】 caro
【語のしくみ】 ラテン語 carus(高価な、愛される)に由来
【カタカナ読み】 カーロ/カーラ
【発音(IPA)】 [ˈka.ro] / [ˈka.ra]
【日本語の近い表現】 ①価格が高い、②親しい、親愛なる
【英語の近い表現】 ①expensive, ②dear
■ 使い方・フレーズ
① un ristorante caro(高級なレストラン)
① una borsa cara(高価なバッグ)
② una cara amica(親しい女友達)
② Caro Marco,(親愛なるマルコへ)
■ 同義語/対義語/関連語
【同義語】① costoso / costosa(高価な)
【対義語】① economico / economica(安い)
【関連語】 prezzo(価格), amico(友達), lettera(手紙)
■ 補足ポイント
【使い方のポイント】
「caro / cara」は文脈によって大きく意味が変わる語です。
① 値段が高い → 高級レストラン・高価な商品などに使います。
② 親しみのある、心のこもった → 手紙・親しい人への呼びかけなどで使われます。
形容詞なので、性と数に応じて変化(例:caro/cara/cari/care)します。
【まちがえやすい単語】
「carino / carina(かわいらしい)」と似ていますが、carino は見た目や雰囲気のやさしさ、caro は価格や感情の価値の高さを表します。
【よく使う表現】
Troppo caro!(高すぎる!)
Che caro!(なんて親切!/なんてかわいい!※口語的表現)
Caro amico mio.(親愛なる友よ)
【ちょこっと豆知識】
イタリア語の「caro」は値段と心の両方に「価値」を見出す語です。
会話では「Ciao, cara!(やあ、元気?)」のように親しみを込めた挨拶に使われます。
また、Eメールや手紙では「Caro + 名前」が定番の書き出しです。