■ 基本情報
【品詞】 名詞(男性名詞)
【基本形】 confine
【語のしくみ】 ラテン語 confinis(隣接した、境を接した) に由来
【カタカナ読み】 コンフィーネ
【発音(IPA)】 [konˈfi.ne]
【日本語の近い表現】
① 国境、境界線(国や地域の境)
② 境目、端(敷地・空間・物のへりなど)
【英語の近い表現】
① border, frontier
② edge, limit, boundary
■ 使い方・フレーズ
① 国境・境界線
confine tra Italia e Francia(イタリアとフランスの国境)
oltrepassare il confine(国境を越える)
② 境目・端
il confine del giardino(庭の端)
vivere ai confini della città(街のはずれに住む)
■ 同義語/対義語/関連語
① 国境・境界線
【同義語】 frontiera(国境)
【関連語】 dogana(税関), stato(国家), passaporto(パスポート)
② 境目・端
【同義語】 limite(限界、端)
【関連語】 bordo(縁), spazio(空間), area(区域)
■ 補足ポイント
【使い方のポイント】
「confine」は男性名詞で、具体的にも抽象的にも使えます。
①では国や行政区域の「線・仕切り」を表し、特に「国境」としての使用が多いです。
②では空間や物体の「端」や「限界」を表し、比喩的にも使われます(例:i confini dell’immaginazione)。
【まちがえやすい単語】
「frontiera(国境)」は①の文脈で使われますが、特に入国審査など制度的意味合いが強い語です。
②の意味では「limite(限界、境界)」「bordo(縁、端)」などと混同されやすいため、文脈判断が必要です。
【ちょこっと豆知識】
「confine」は地図や標識でも頻繁に見られる語で、特に国境付近の標示として重要です。
また哲学・心理学・文学では、抽象的な「心の限界」や「認識の境界」を表す比喩としても用いられます。
複数形「confini」は「範囲・領域」といった意味でも使われるため、文脈ごとに適切な解釈が求められます。